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日本郵便、コンテナ船沈没で損害賠償2300万円

2013年7月11日 (木)

話題日本郵便は11日、商船三井運航のコンテナ船「MOLコンフォート」が同日沈没したことを受け、同船に積載されていた書留・小包などの外国宛て船便郵便物について、差出人に対して損害賠償の手続きを行うと発表した。差出人に対する損害賠償費用と返金する郵便料金を合わせて、およそ2300万円程度になるという。

MOLコンフォートは5月下旬に日本を出港し、インド洋を航行中の6月17日に船体中央部で破断し、同月27日に後半部が沈没、曳航中だった前半部も6日に火災が発生し、11日午前4時頃に沈没した。

同船には、通常郵便物213郵袋と小包郵便物547郵袋(862個)が積載されていたが、通常郵便物のうち差出人が判明しているのは記録が残っている書留郵便物20通のみ。損害賠償の対象となるのは、差出人が分かる書留郵便物と小包郵便物となる。

商船三井から沈没の連絡を受け、日本郵便は「積載されていた書留郵便物、小包郵便物の差出人にできる限り速やかに連絡を行い、損害賠償の手続に入る」としている。

■問い合わせ先
川崎東郵便局
第一国際郵便部
TEL:044-589-6708