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日通、バンコク・ヤンゴン間で陸路輸送を開始

2013年7月23日 (火)

ロジスティクス日本通運は23日、バンコク(タイ)、ヤンゴン(ミャンマー)をつなぐ新たな陸路輸送サービスの販売を今月から開始した、と発表した。

新サービスは、これまでのドア・ツー・ドアの海上輸送で3週間かかっていたバンコク-ヤンゴン間960キロを、陸上輸送で4日でつなぐ。

タイではタイ日本通運倉庫の自社車両による運行、ミャンマー国内では現地物流企業との業務提携により、円滑なクロスボーダー手続きが可能となった。

GPS搭載トラックと携帯電話などの使用により、輸送途上の車両の位置や状況を随時モニタリングできる体制も整え、既に同ルートでジェトロ・バンコクと共同で試験輸送も実施している。

また、南アジア・オセアニア日本通運では、昨年10月にミャンマー支店を開設しており、ミャンマーを通じてASEANと中国、ASEANとインドをつなぐ陸路輸送サービスの開発も着手している。

同社では「今後も、基幹輸送サービスであるSS7000を中心に、東南アジア、南アジアでの輸送網拡充を図りながら、この地域で展開される顧客の多化する物流ニーズに、高品質な輸送サービスで貢献できるように努めていく」としている。