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シャープ、鴻海にカメラモジュール事業を売却

2025年1月6日 (月)

M&Aシャープは先月27日、電子機器向けカメラモジュール事業を台湾の親会社、鴻海(ホンハイ)精密工業に売却すると発表した。売却時期は2025年8月末の予定で、額は確定した後に公表する。同社は家電製品を中心にしたブランド事業に経営資源を集中するなど事業再編に取り組んでおり、投資負担の大きいデバイス事業の売却などを進めている。

発表によると、同社の子会社、シャープセンシングテクノロジー(奈良県天理市)が51%出資する、ベトナムのカメラモジュール製造企業の保有株式すべてと、カメラモジュール事業に関連する機械設備や棚卸し資産を鴻海側に売却する。

固定資産と棚卸し資産の簿価は計285億円だが、現時点で売却価格は未定だとしている。同社は26年3月期決算で、事業譲渡による売却損として155億円の計上を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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