ロジスティクス日本ロジスティクスシステム協会(JILS、東京都千代田区)は7日、新年の所感として、大橋徹二会長が物流分野の課題と今後の展望を発表した。
同協会は、改正物流関連二法への対応を含む物流分野の持続可能性向上に注力し、「物流統括管理者 連携推進会議(J-CLOP)」を通じた脱炭素化や効率化を推進するとした。
具体的には、物流における喫緊の課題として、2024年に改正された物流関連二法および25年に施行される政省令への対応を挙げた。J-CLOPでは、行政の動向を踏まえ、物流業界の認知や遵守、成果評価、さらに発展を目的とした取り組みを5つの段階に分けて展開する予定だ。
また、多重下請け問題の解決に向けて関連団体と連携し、具体策を講じると強調した。さらに、物流全体の脱炭素化を進めるため、2050年カーボンニュートラル達成に向けたSDGsの取り組みを深化させる方針を示した。加えて、AI(人工知能)技術の進展を活用した物流効率化にも注力し、企業間連携やデータ駆動型のオペレーション構築を進め、全体最適の実現を目指す一方で、物流の標準化活動にも注力する。
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