調査・データ北海道運輸局はこのほど、「数字でみる北海道の運輸 令和6年版」の資料を更新した。
2023年度の鉄道貨物輸送量は403万6221トンで、全国比は10.5%、航空貨物は6万8000トンで同12.3%だった。鉄道状況としては日本貨物鉄道(JR貨物)の列車キロが592万8000キロ、JR以外の鉄道ではゼロだった。
貨物自動車運送事業者数および車両数は、一般トラックの事業者数が3485件、届出車両数は前年比0.9%減の9万1612台。特積トラックの事業者数が22件、届出車両数が同0.3%減の291台だった。一般トラック事業者を規模別で見ると資本金501-1000万円までの1040件が最も多く、次いで1001-3000万円までが816件だった。特積トラック事業者の規模別では1001-3000万円までが4件、3001-5000万円までが1件、5001万-1億円までが8件、1億1万円以上が1件だった。
JR貨物鉄道輸送量は前年比1.1%減の212万5000トンだった。品目別では生野菜の68万9000トンが最も多く、次いでその他
の食料工業品の55万7000トンだった。
貨物利用運送事業者数が第一種利用運送で鉄道が9件、自動車が1074件、内航が65件。第二種利用運送で鉄道が190件、内航が114件だった。拠点(取扱)駅数は第一種利用運送でJRが27か所、JR以外が2か所。第二種利用運送でJRが561か所、JR以外が1か所。取扱数量は、第一種利用運送事業がコンテナ扱で54万4000トン、第二種利用運送事業が車扱で2000トン、コンテナ扱で508万4000トン、混載扱荷物で3000トンだった。
内航運送業事業者数は登録業者数が7件、届出業者数が46件。貨物船の船腹量は10隻で6419トン。
港湾運送事業者数は59件、うち23件が一般港湾運送、34件が港湾荷役。船舶積卸し量は前年比5.4%減の7176万フレートトン、そのうち輸出入が同9.7%減の2206万2000フレートトン、移出入が3.3%減の4969万8000フレートトン。コンテナは18.1%減の813万フレートトン。そのうち輸出入が21.2%減の609万7000フレートトン、移出入が7.1%減の203万3000フレートトン。
航空貨物輸送量は全空港合計で13万7545トン。路線別では道内では札幌-釧路間が最も多く22トン。道外では札幌-東京間の11万2576トンが最も多く、次いで札幌-大阪間の7091トンだった。
自動車航送は154万7371台で、航路別では函館-青森間が最も多く39万1984台で、次いで苫小牧-八戸間の23万8379台だった。
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