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サービス・商品丸紅I-DIGIOグループの丸紅ネットワークソリューションズ（大阪市北区）は19日、改正物流総合効率化法への対応を支援する「新物流効率化法対策ソリューション」の提供を開始すると発表した。荷待ち・荷役時間の計測と改善が段階的に求められる制度改正を背景に、物流拠点でのトラック滞在時間の把握や報告業務の省力化を図る。
改正法では、2025年度から荷主や一定の物流事業者に努力義務が課され、26年4月以降は一定規模以上の事業者に対して、滞在時間の計測・報告が義務化される見通しだ。四半期ごとに連続5日間以上、複数拠点での計測・記録が求められるため、現場負担の増大が懸念されている。
新ソリューションは、拠点出入口に設置した車番検知カメラとAIBOX、車番管理クラウドを組み合わせ、トラックの入退場時刻を自動で取得・蓄積する。車番を自動認識し、来場・退場時刻や検知場所、画像証跡をクラウド上で一元管理できる。ブラウザーから複数拠点の状況を遠隔で確認でき、四半期レポート作成業務の省力化につながるという。
車載器の有無を問わず全来場車両を把握でき、スポット協力会社にも対応する点が特徴だ。AIBOXにLTEを内蔵し、現場でのLAN工事を不要とすることで導入コストを抑えた。将来的には予約システムなどとの連携によるボトルネックの可視化も視野に入れる。
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