調査・データNSユナイテッド海運は4日、安全運航の強化を目的に、2025年度上期に全所有ばら積み船40隻に対してコンディションサーベイ(検船)を実施すると発表した。検査は第三者機関のIDWALが行い、整備状況や船舶の脆弱性を標準化したチェックリストを用いて評価する。
今回の点検では、2022年度に国内機関で行った一斉検船の整備改善状況を確認するほか、RightShip(シンガポール)が検船対象船舶の船齢基準を段階的に引き下げることに対応する。同社の基準変更は2025年10月に14歳から13歳に引き下げられ、27年1月には10歳まで引き下げられる。この対応により、乗組員の検船対応能力向上も狙いとしている。
ばら積み船は原油タンカーなどと異なり外部検船の機会が少ないが、今回のサーベイによって船舶品質のさらなる向上を目指す。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com