関東運輸局、外国船舶の出港差し止め処分状況公表

行政・団体関東運輸局海上安全環境部は10日、ことし1月に同局管内で実施した外国船舶に対する出港差し止め処分の概要を公表した。調査対象の外国船舶51隻のうち、重大な欠陥が発見され是正が完了するまで出港を差し止められたのは4隻だった。

出港差し止めの対象となったのは、コンテナ船「HONOR VOYAGER」（6393トン、パナマ籍）、一般貨物船「TT STAR」（5675トン、シエラレオネ籍）、一般貨物船「HIROYUKI」（1496トン、ベリーズ籍）、一般貨物船「HE XIE 6」（5543トン、ベリーズ籍）である。それぞれ東京、川崎、横浜など異なる港での検査により油水分離器や航海灯、機関室脱出設備などに欠陥が発見された。