ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

住商、マレーシア、ベトナムでeコマース展開

2013年8月27日 (火)

ロジスティクス住友商事は27日、マレーシアとベトナムでeコマース事業を展開すると発表した。

マレーシアでeコマース事業会社「住商イーコマースマレーシア社」(クアラルンプール市)を設立したほか、ベトナムではeコマース事業を展開しているティキコーポレーション(ホーチミン市)に資本参画した。

住友商事は同社グループの爽快ドラッグ(東京都渋谷区)を中核としてeコマース事業に取り組んできたが、既に展開中の中国、インドネシアに加え、住商eコマースマレーシア、ティキを通じてアジア全体で事業拡大を目指す。

マレーシアでは12月からクアラルンプールを中心に生活用品全般を扱うeコマースサービスを開始し、段階的に提供エリアを拡大する。

ベトナムでは、2010年に設立された書籍を中心としたeコマース大手のティキ社に30%出資し、非常勤の取締役1人を派遣する。同国では都市部を中心に利用者が急速に増加しており、ティキは住友商事との提携を機に、取扱い商品カテゴリ―を拡充し、需要拡大に対応する。

住友商事は爽快ドラッグの運営で培ったインターネット店舗経営のノウハウや商品調達力を提供し、ティキの事業拡大を支援する。

これらの取り組みにより、国内外で年間1000億円規模の売り上げを目指す。