大阪港、集荷インセンティブ制度の受付を開始

ロジスティクス大阪市は9月2日から、大阪港の利用を増やす荷主企業や内航船社にインセンティブを付与する「大阪港集荷インセンティブ制度」の事前登録の受付を開始する。

大阪港の集荷機能の向上を図り、外貿コンテナ貨物の集荷、フェリーなど内航輸送網の強化、コンテナ輸送の効率化による港頭地区の混雑緩和を図るため、市が大阪港埠頭に協力する形で実施するもの。

市では、「外貿コンテナ貨物増加事業」「コンテナラウンドユース事業」の事業者向け説明会を9月18日、19日に、「内航船によるコンテナ貨物等輸送事業」の事業者向け説明会を9月20日にそれぞれ開催する。

外貿コンテナ貨物増加事業では、200万円を上限に、荷主に対して増加貨物1TEUあたり2000円を補助。増加貨物量が100TEU未満の場合は、付与対象外とする。

内航船によるコンテナ貨物等輸送事業では、100万円を上限に、内航船社に対して増加貨物1TEU換算あたり2000円を付与する。また、コンテナラウンドユース事業では、大阪港で輸入で使用した空コンテナを港へ回送せずに輸出のコンテナとして再使用する事業に対し、荷主にコンテナ1個（片道）あたり1000円を付与する。上限額は500万円。

インセンティブを受けようとする場合、申請を行う前に事前登録が必要となる。事前登録の申込期間は9月2日から11月29日までとし、Eメールに必要書類を添付して申し込む。

■詳細は下記URLを参照。
http://www.city.osaka.lg.jp/port/page/0000233150.html