
イベントサプライチェーンマネジメント──。
原材料の調達から消費者に商品が届くまでの流れを最適化することであり、これは個社ではなく異業界・多様な企業が連携によって行われ、最終的には顧客満足度を高めることにつなげようとするものです。
例えば食品・飲食業界では、廃棄処分を減らすための適正な取り扱いと在庫の管理という目的で行われて来た、ある種大きな「壁」が存在します。「賞味期限3分の1ルール」です。これによる返品・廃棄を減らすために、在庫と生産の抑制、つまりコストに関わる経営判断が求められてきました。
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しかし一方、このような効率化やコストにばかり囚われると、「顧客満足度は十分であったか」という視点は置き去りになりがちであり、在庫と生産の抑制は、品薄や欠品を招く可能性を引き起こす要因にもなります。
そのような現状を考えると、サプライチェーンの構築の重要なポイントは、コストと顧客満足度の両立と言っても過言ではありません。同時にこれは、経営上の高度な手法や判断が求められることになるのです。
これは、物流にも大きく関わってくる問題です。特に「時間」「コスト」との勝負とも言える食品業界にとっては、納品までのリードタイムの考慮や調整・削減もまた、重要なファクターとなります。つまり食品業界のCLOは、他の業界以上に「時間」「コスト」を重視する役割を担うことになるのです。
今回の物流議論は、このような食品業界を主に例に取り、「時間」「コスト」との戦いが厳しさを増すその現場で、顧客満足と効率化を目指す最前線の企業の担当者を交え、スピード感を持った高度な経営判断が迫られるCLOの役割について議論します。
・選任が義務付けられる「CLO」について概念と役割を明確化
(CLOの上位であるCSCOについても、企業での導入例も交えて解説)
・サプライチェーン課題(食品業界事例に)とその解決策を実行している企業の実践例を提示
・異業種との連携による解決策のヒント(CLOレベルでの情報交換、人的ネットワーク、人材育成など)
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ポスト24年問題/供給網を支える荷主の課題と戦略
〜CLOが直面する課題と対応策とは〜
日時: 2025年3月18日(火)13時〜15時30分(予定)
配信: オンライン(LOGISTICS TODAY YouTubeチャンネル)
参加費:無料(要事前申込)
参加定員:100人 ※アーカイブ配信も要事前申込制
申込期限:2025年3月17日(月)16時
参加対象: 物流・サプライチェーン・CLOに関心のある企業他
主催: LOGISTICS TODAY
協賛: 野村不動産
その他:ライブ配信に参加が難しい場合は、イベント終了後より期間限定のアーカイブ配信がございます。
※アーカイブ配信だけを視聴する場合でもご登録が必要です。
※アーカイブ配信のURLは、イベント終了数日後、事前登録者にメールでお知らせします。
※登壇者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
宮地伸史郎氏(野村不動産都市開発第二事業本部物流事業部副部長)
池田祐一郎氏(シグマクシスビジネスデベロップメントシェルパ2ディレクター)
梶野透氏(トリドールホールディングス執行役員兼CSCO SCM本部長)
大森峻一氏(早稲田大学理工学術院創造理工学部准教授)
モデレーター:赤澤裕介(LOGISTICS TODAY代表取締役兼編集長)
・セッション1:CLOが直面するロジスティクス課題
・セッション2:高度物流人材 – 物流業界を超えた人材の共創でより魅力的な物流業界へ
・パネルディスカッション:2025年以降のCLOの役割とサプライチェーンの進化