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三井造船、欧州でバイオマス熱電供給設備を受注

2013年9月19日 (木)

荷主三井造船はこのほど、デンマーク子会社のBWSC社が北アイルランドのIPP(独立系発電事業者)会社エバーモアディベロップメント社からバイオマス熱電供給設備(CHP)を受注した、と発表した。

BWSC社は、プラント建設のほかに現地持株会社を通じてエバーモア社へ17.2%の出資を行うとともに、プロジェクト期間の運転・保守業務も併せて請け負う。

CHPは北アイルランドのロンドンデリー市に建設され、送電出力は1万5800kWで北アイルランドを拠点とする民間配電会社と15年間の電力売買契約を締結し、全発電量を売電する。

また、最大6100kWの熱を供給することも可能で、全体のエネルギー効率は40%を超える。プロジェクトには英国の再生可能エネルギー補助制度が適用される。

BWSCはエンジニアリング、機器調達・据付・建設、試運転までを一括で請け負い、2015年の夏に引き渡す。