荷主ENEOSは26日、静岡県裾野市に新たな水素ステーションを開設すると発表した。トヨタの実証実験都市「Toyota Woven City」(トヨタ・ウーブン・シティ)に隣接しており、同都市に実際に人が住み始めることし秋以降はパイプラインを通じて街へ水素を供給する。

▲WOVEN CITY水素ステーション外観(出所:ENEOS)
開設されるのは「WOVEN CITY水素ステーション」で、27日にオープン。ENEOS水素サプライ&サービス(東京都千代田区)が運営する。敷地面積は2000平方メートルで、グリーン電源を使い、水電解装置によってグリーン水素を製造する。水素製造能力は1時間当たり200ノルマル立方メートル。乗用車やバス、トラックなどさまざまな燃料電池自動車(FCEV)に水素を供給するほか、トヨタ・ウーブン・シティ内にある燃料電池など水素利用機器にも水素を供給する。
トヨタとは共同開発契約を結んで、パイプラインによる供給システムの開発を進めてきた。パイプラインによる水素供給事業は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「水素社会構築技術開発事業」に採択されている。
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