ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国内初の特定技能ドライバー、アサヒロジスティクス

2025年4月4日 (金)

ロジスティクス食品物流を手がけるアサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は4日、2024年12月に実施された「特定技能1号評価試験」に合格した中国籍の大学生、周鴻澤氏をトラックドライバーとして4月15日付で採用すると発表した。同社によると、自動車運送業分野の特定技能外国人ドライバーの採用は国内初の事例となる。

同社は1700台の車両と2700人超のドライバーを擁する。深刻化するドライバー不足に対応するべく、年齢や性別、経験を問わず新規人材が参入しやすい環境整備に取り組んでおり、滑川福田センター(埼玉県滑川町)での研修制度やAT車両の導入、免許取得支援などを行っている。

今回の採用は、福岡県の支援団体「外国人ドライバー支援機構」を通じて実現。周氏は現在福岡に居住しているが、入社後は同社の寮に入居し、同センターでの研修を経て配属される予定だ。研修は3泊4日で、座学と実技を通じて運転技能を身につけていく。

アサヒロジスティクスでは、今回の採用を制度活用の先行事例と位置づけ、今後の外国人材の本格的受け入れに向けた体制整備を進める考え。国内の運送業界では、今後外国人ドライバーの採用が加速すると見られている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com