
▲搬送現場の様子(出所:トルビズオン)
調査・データトルビズオン(福岡市中央区)は8日、福岡県添田町にて4社、添田町森林組合と連携のもと、物流ドローン「DJI FlyCart30」を用いた林業資材の空輸を3月に実施したと発表した。ドローンでの搬送により、4トンの資材を2日間で10か所に運び、従来2か月かかっていた作業を大幅に短縮した。
空輸対象は苗木やサプリガードなどで、最長608メートル、平均429メートルの飛行距離を経て山間部へ輸送された。特にサプリガードは28キロ単位で100個以上運搬され、急傾斜地での重量物輸送でのドローンの有効性が実証された。同社はオペレーション支援と地上補助マニュアルの作成を担い、物流効率化と安全管理の両立を図った。
このプロジェクトには、ドローン運搬を担当したアイテム、現地ディレクションを行った九州バーク運輸、全体支援を担ったセントラルベース26が参画。同社は、搬送効率や安全性、作業負担軽減、費用対効果といった観点から定量データを収集し、物流ドローンの現場導入に向けた有用性を確認した。
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