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全ト協、危険物荷卸し時の相互立会いキャンペーン

2013年10月15日 (火)

荷主キャンペーンポスター全日本トラック協会は15日、タンクトラック・高圧ガス部会が石油連盟、全国石油商業組合連合会と共同で、危険物荷卸し時の相互立ち会いを促進するため、11月1日から14日まで「危険物荷卸し時相互立ち会い推進全国一斉キャンペーン」を実施すると発表した。

危険物を荷卸しする際には、混油、誤注入、オーバーフロー事故を防ぐため、荷卸しをする側、受ける側双方の危険物取扱者が危険物の油種、量、注入口、タンクの残量などを確認し、静電気による災害などを防止する措置を取った上で、行う必要がある。こうした措置は、事故を未然に防ぐための義務として、消防法第13条第3項など政令、消防庁からの通達によって確実な実施が明記されている。

しかし、全国各地の危険物取扱所などで依然として、危険物荷卸し時の事故が後を絶たず、双方の危険物取扱者が立会い、事故防止のために必要な確認を行わなかったことが、大きな原因の一つと考えられていることから、キャンペーンの実施を決めたもの。

期間中は啓発チラシの配布、トラック協会会報への告知、新聞・業界専門誌などへの告知・広報の掲載によって幅広く相互立ち会いの必要性を訴える。