財務・人事ケイヒンが5日発表した2026年3月期第3四半期の連結決算は、売上高が384億1500万円と前年同期比0.1%増にとどまったが、営業利益が28億3800万円(同18.7%増)、最終利益が20億9200万円(16.8%増)と大幅な増益を確保した。保管残高の高水準推移と収益性改善が利益を押し上げた。
国内物流事業は219億2900万円(1.0%増)と増収となり、営業利益は27億7700万円(18.9%増)に拡大した。倉庫業では再保管などスポット案件の増加が寄与し、売上高は前年同期比9.7%増と伸長。一方、流通加工や陸上輸送は取扱減少の影響を受けた。国際物流事業は航空貨物の減少が響き、売上高は172億5900万円(0.7%減)、営業利益は12億6800万円(1.9%減)となったが、輸出車両の海上輸送や港湾作業は堅調に推移した。
業績好調を受け、同社は通期業績予想を上方修正。売上高は510億円で据え置いたものの、営業利益を34億円、経常利益を37億円、最終利益を25億円へ引き上げた。新倉庫の開設により自社倉庫の稼働率が向上し、人件費の適正化も進んだことで、倉庫事業の収益性が想定以上に改善したとしている。
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