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船井総研、船井総研ロジの全株取得、子会社化へ

2013年10月16日 (水)

話題船井総合研究所は16日、同社出身の菅重宏氏が2000年に設立した物流コンサルティング会社「船井総研ロジ」(大阪市東淀川区)の全株式を来年1月1日付で取得し、子会社化すると発表した。

船井総研ロジは、船井総研の物流コンサルタントだった菅氏が設立した企業で、船井総研の持分は14%、残る86%を菅氏が保有。船井総研ロジに対する貸付金6800万円をデット・エクイティ・スワップで株式1360株に転換し、菅氏の持分を取得する。

また、事業基盤の拡充、営業活動の円滑化を促進するため、船井総研ロジが発行する新株を引き受け、1000万円から3000万円規模の追加出資を行う。

船井総研ロジは2012年12月期まで営業利益が赤字だったが、固定費の削減などにより、13年12月期には事業改革に伴う特別損失の発生で最終赤字になるものの、営業利益が9月時点で3100万円を確保。通期でも営業利益・経常利益ともに黒字化を見込んでおり、船井総研は「(船井総研ロジの)業績は回復のメドが立っている」と判断した。

■船井総研ロジの最近の業績推移(単位:百万円)

 2010年12月期2011年12月期2012年12月期2013年12月期(9月末時点)
売上高8268921075862
営業利益-36-43-1431
最終利益-45-56-29-20