サカイ、住宅需要の拡大受け上方修正、4-9月期予想

荷主サカイ引越センターは23日、住宅需要が拡大していることを受け、売上が増加する見通しになったとして、4-9月期と通期の業績予想を上方修正した。

4-9月期の売上高は、当初予想の300億2600万円から12億300万円増えて312億3000万円に修正。住宅需要の拡大、住宅ローン金利や住宅価格の上昇気配、消費税増税を見込んだ駆け込み需要などで住宅着工戸数が増加し、好調に推移した。

積極的な営業活動もあって受注を押し上げる結果となり、作業件数が増加したほか、平均作業単価も上昇した。

これに伴い、営業利益31億4600万円（8億6300万円増）、純利益18億1000万円（5億2700万円増）といずれも計画を上回る見通しで、通期予想にも4-9月期の増加分を反映した。