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東急不動産、シンガポールの物流施設開発PJに参画

2025年5月8日 (木)

▲物流施設完成イメージ(出所:東急不動産)

拠点・施設東急不動産は8日、同社にとってシンガポールで初となる物流開発プロジェクトに参画した、と発表した。シンガポール現地子会社のTOKYU LAND ASIAを通じて、アジア広域での物流投資事業の面的展開を目的とした戦略的パートナーシップをESRグループ(香港)と締結。その第1号案件として、シンガポール西部の産業集積エリアに建設する大型物流施設に出資する。

開発するのは、最新スペックの倉庫棟と自動化コンテナデポ棟で構成する大型物流施設。敷地面積は7万1630平方メートル、倉庫棟の面積は9万7340平方メートル、コンテナデポ棟の面積は4万4562平方メートルで、2027年の完成を予定している。東急不動産の出資持分比率は25%。すでにアンカーテナント2社との間で、賃貸借契約を締結済みだという。

新拠点はトゥアス、パシルパンジャンなどシンガポールを代表する港に加え、マレーシア連絡橋へのアクセスも容易なシンガポール西部の産業集積エリアに位置する。

▲新拠点の位置図(クリックで拡大、出所:東急不動産)

ESRグループは、アジア太平洋地域最大規模の不動産投資マネジメント会社として、物流施設やデータセンターへの投資を加速している。東急不動産は今回のパートナーシップ契約を機にESRグループのパイプラインから反復継続的に投資機会を獲得する。シンガポール現地子会社を通じてESRグループがアジア7か国(シンガポール、タイ、ベトナム、中国、インドネシア、マレーシア、インド)で展開する物流開発プロジェクトへの投資機会に優先的にアクセスし、拡大を続けるアジア各国の物流市場での投資を強化したい考えだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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