ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

コカ・コーラ、山梨の倉庫で自動4本フォーク稼働

2025年5月9日 (金)

サービス・商品コカ・コーラボトラーズジャパンは9日、豊田自動織機と共同で、国内初となる4本フォークタイプのトラック荷役対応自動運転フォークリフトをコカ・コーラボトラーズジャパン白州工場倉庫(山梨県北杜市)で本格的に稼働開始すると発表した。

両社は同日に起動式を実施。豊田自動織機が開発した自動運転フォークリフトは、国内初となる3D-LiDAR(ライダー)を搭載した4本フォークタイプ。自動積載時に数ミリ単位で生じる荷ズレに対し、トラックへのアプローチ制御やサイドシフト機構を改良し、パレット間の隙間を作らずに高い精度で積載可能とする技術を確立した。これにより、どのような場面でも有人作業と同等の積載品質を維持する。自動運転フォークリフトの安全な荷役・搬送作業を実現した。

▲トラック荷役対応自動運転フォークリフト(4本フォークタイプ)(出所:コカ・コーラボトラーズジャパン)

両社は2024年9月から本格導入を目指して実証実験を重ねてきた。自動荷役の精度向上に取り組み、積み付け品質や安全性を確立した。夜間出荷体制の強化のため、昼夜を問わない運用を進める。白州工場倉庫では従来、製品製造から倉庫保管までの工程で自動化を完了していた。今回の導入により、製造から出荷まで全工程が自動化した。コカ・コーラボトラーズジャパンは、今後もサプライチェーンの最適化を推進し、エンドツーエンドでさらなるプロセス改善に努めるという。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com