サービス・商品シンフォニア(東京都府中市)は12日、「小型移動式クレーンVR訓練システム」に、新たな危険体験コンテンツとして「高圧電線へのブーム接触による事故事例」を追加し、提供を開始すると発表した。今回のコンテンツでは、クレーンのブームが高圧電線に接触し、操縦者が感電するシチュエーションをVR空間内でリアルに再現している。

▲高圧電線へのブーム接触による事故事例のシチュエーション(出所:シンフォニア)
このVR訓練システムは、物流業界や建設業界で活用されており、実際のクレーン操作に近いトレーニングが可能だ。特に、危険な状況を安全に体験できる点が評価されている。新たなコンテンツでは、夜間での操作ミスによる感電事故を再現し、受講者は安全手順の重要性を学ぶことができ、訓練後には事故発生の要因を振り返り、再発防止策を検証するプログラムも含まれている。同社は今後、年間3-4本の事故事例体験コンテンツを追加し、サブスクリプション型オプションとして提供する予定である。
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