サービス・商品XRコンテンツ開発のシンフォニアと古河ユニック(東京都千代田区)は24日、小型移動式クレーンのVRトレーニングで協業を開始したことを発表した。両社は共同で「液晶ラジコンJOY」を用いたVRトレーニングシステムを開発し、クレーン操作のリアルな体験を再現する。このシステムは、実際のクレーン操作を仮想現実で模倣し、安全性と効率性を向上を目指すもの。シンフォニアの先進的なXR技術と古河ユニックの専門知識を融合させ、質の高いトレーニングを提供する。

▲「小型移動式クレーンVRトレーニング」イメージ(出所:シンフォニア)
この新しいトレーニングシステムは、操作員が実際のクレーンを使用することなく、リアルな操作感覚を体験できることを可能にする。これにより、事故リスクの低減と生産性の向上が期待される。トレーニングは、さまざまなシナリオを設定することで、多様な状況に対応するスキルを習得できる。
今回の協業は、クレーン業界全体の技術向上と安全性向上に寄与することを目指しており、特に新人オペレーターの教育訓練で大きな効果が期待されている。システムの導入により、教育コストの削減と効率的な訓練が可能となり、業界全体の競争力を高めることができる。
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