独マン、自動運転開発チームが受賞

認証・表彰商用車メーカーのマン・トラック&バス（ドイツ）は22日、英国の専門誌が主催するエーダス（ADAS）＆オートノマス・ヴィークル・インターナショナル・アワードで、同社の自動運転開発チームが「エンジニアリングチーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。

（出所：マン・トラック&バス）

受賞においては公道でのテスト走行シーン747点を含むデータセットの公開が高く評価された。自動運転の開発では、車両が安全に操縦する方法を学習するための膨大な量の学習データを必要とする。しかし乗用車とトラックでは走行する環境が異なるため、乗用車開発における同様のデータセットはほとんど役立てることができないという。

同社が公開した「マン・トラックシーン」と呼ばれるデータセットは主にドイツの高速道路、関連するフィーダールート、貨物ターミナルなど、実際の道路交通のシーンが含まれており、物流ハブ間の輸送に必要なデータを網羅している。データは4台のカメラ、6台のLiDARシステム、6台のレーダーシステム、空間での位置を特定するための2台の慣性測定装置（IMS）と航法衛星を搭載した試験車両から取得されたものとなっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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