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独マン、新世代トラックの運転席がデザイン賞受賞

2020年8月7日 (金)

認証・表彰独トラックメーカーのマンは現地時間の5日、同社の新しい世代のトラックに採用されている運転席のデザインが、製品の国際的なデザイン賞であるレッド・ドット・デザイン賞を受賞したと発表した。

同社の理事会メンバーであるアンドレアストストマン博士は「700人を超えるドライバーからのフィードバックを新世代のトラックの開発に取り入れた。この賞を勝ち取ったことで、ドライバーたちは自らの仕事が高いデザイン品質を表していることを証明した。マンが新世代のトラックを開発した際、当初からドライバーが関与し、彼らに耳を傾けた。この方法でのみ、私たちは製造業者として、ドライバーが本当に必要とするものを知ることができた」と述べ、多くのドライバーが開発に参加したことが受賞につながったとの考えを示した。

マンが新世代のトラックを開発する過程では、700人以上のトラックドライバーがさまざまなタイプのモデル、ドライビングシミュレーター、テストトラックの調査に参加し、ユーザーが求める要件を運転席の設計に取り入れた。

具体的には運転席の計器群、最大12.3インチのディスプレイと情報を楽しく伝える仕組みのナビゲーションシステム、2階部分から快適に娯楽機能を制御するためのリモコンなどを独自の制御ロジックで統合。一貫した設計基準に従って設計された運転席により、ドライバーが多くの支援機能と快適機能を直感的に操作し、車両を安全で効率的に操縦できる。また、年齢や経験、技術的な親和性に関係なく、すべてのドライバーが高いレベルの快適な操作性を素早く理解できるよう、配慮した設計を施しているという。