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【四半期決算】ビズネット2Q、サービス部門拡大で利益率向上

2010年12月27日 (月)

財務・人事【平成23年5月期第2四半期連結業績】
社名:ビズネット 
売上高:78.9億円(3.7%減)
営業利益:1.6億円(前期は0.3億円の損失)
経常利益:1.8億円(前期は0.1億円の損失)
四半期純利益:1.1億円(前期は0.2億円の損失)

 

大手・中堅企業での間接材調達業務の効率化ソリューション事業を拡大するため、サービスメニューの拡充を図った。11月に顧客の間接材のライフサイクルを通じたトータルコストの削減を提供する「3PPL」サービスを拡充するため、「外部カタログ連携」「循環物流サービス」を本格的にサービス開始。

 

外部カタログ連携は、提携工具サプライヤーの取扱商材を加えて約17万アイテムとなり、今後は商材充実に向けサプライヤーの拡大を図っていく。また、環境負荷の低減や加工物流の機能を持たせた双方向物流をパッケージ化して提供する循環物流サービスでは、「機密文書リサイクル」「コピーペーパー棚入れ」「ユニフォームメンテナンス」をサービス化した。

 

配送組み立てをパッケージ化したオフィス家具や環境に配慮した商品アイテムの拡充に加え、既存顧客に対する購入促進策の実施など、物販に対するてこ入れ策を行ってきたが、利用企業の購買抑制や価格競争の激化などが継続しており商品売上は62億100万円(前年同四半期比8.0%減)となった。

 

サービス売上は既存の顧客の利用拡大や業種別サービスの拡充や営業体制の拡充、潜在顧客の活性化のため業種別統一購買、社内物品の調達管理などをテーマとした業務改善セミナーを継続的に開催するなど新規先の獲得に取組み、16億9200万円(15.9%増)となった。サービス売上の構成比が21.4%(前年同四半期は17.8%)となり利益面では比較的利益性の高いサービスビジネスの拡大、業務内容の生産性向上などにより利益拡大した。