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モリト、物流エリアの適正化、適正在庫などで取り組み

2010年12月27日 (月)

荷主ホックやマジックテープなどの卸事業を展開するモリトは27日、2011年度(11月決算)を初年度とする3か年の中期経営計画を策定したと発表した。

 

新中計では、(1)グローバルな生産拠点、販売網の拡充(2)グローバル経営を支える内部体制の構築(3)意識改革、行動様式の変化を実現――を掲げ、市場拡大、新たな需要の創出などによる成長戦略をベースに、2013年度の連結売上高400億円、営業利益20億円を目指す。

 

具体的な施策としては、グローバルな生産拠点、販売網の拡充を図るため、ASEAN地域の生産拠点の構築と中国の生産設備増強による商品の安定供給、中国・ASEAN地域での販売拠点拡大、業務・資本提携先のクラレグループとの技術交流強化、新素材ビジネスの構築、優位性のある海外調達先からの商材販売強化――などに取り組む。

 

また、グローバル経営を支える内部体制の構築に向けて、品質保証体制の強化、危機管理の徹底、顧客への信頼ある商品の提供、物流体制の適正エリア、適正在庫のグローバル化といった施策を展開する。