事件・事故バンダイナムコホールディングスは25日、同社グループで通関業や運輸業を行う海外子会社バンダイロジパル(香港)の元従業員による不正行為について発表した。
23年9月に実施した内部監査での指摘を受け社内調査を行った結果、当該元従業員が21年から23年にわたり取引先と共謀し、同子会社から5億円を不正に詐取していることが判明。元従業員は逮捕され、同子会社は同日付で元従業員を懲戒解雇した。なお同子会社は24年3月18日に元従業員を民事提訴している。また同子会社は管理監督責任を明確にするため、取締役3名を社内規程にのっとって処分を実施。親会社にあたるバンダイロジパル(東京都葛飾区)は代表取締役を含む常勤取締役6名の報酬を減額した。
再発防止策として同子会社における業務フローの変更やチェック体制の強化、バンダイロジパルにおいては海外子会社の管理を行う部門を新設し再発防止に取り組む。
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