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独BASF、タイに自動車用塗料生産工場

2017年12月20日 (水)

国際独BASF(ルートヴィッヒスハーフェン)は20日、同社コーティングス事業本部がタイのバンプー製造拠点(サムットプラーカーン県)に自動車用塗料工場を新設した、と発表した。

ASEANの自動車生産台数は390万台に達し、このうちタイは50%超を占める見通しで、インドネシアとマレーシアがこれに続く。新工場は同社がASEAN域内で初めて立ち上げる自動車用塗料の製造施設で、域内市場の需要拡大に対応するため、溶剤系、水性の自動車用塗料を生産する。

2015年9月に開設したコーティングス・テクニカル・コンピテンス・センターASEANの施設を補完。生産施設と技術施設を同じ場所に置くことで、業務の効率化を図り、市場投入までの時間を短縮。将来的な拡張にも対応する。