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日本郵船、環境データの適正開示で認定取得

2013年12月5日 (木)

話題日本郵船は5日、自動車専用船2隻に対し、第三者機関から「環境データを適正に開示している」と認定されたことを発表した。

船舶で発生する環境影響物質の取り扱いや排出される温室効果ガスなどの環境データが適正に開示が行われているとして、第三者認証機関のロイド・レジスター・クオリティ・アシュアランス(LRQA)から、認定書を授与されたもの。

認定では、船舶が排出する環境影響物質を計測・評価する指標「クリーン・シッピング・インデックス」(CSI)が求める、環境に関する20項目の要素、正確な数値や情報を提出・開示していることが確認された。

CSIを用いた環境データ認証を受けるのは、邦船社では日本郵船が初めて。同社は2010年からCSIを利用したデータベースに報告、登録をしており、CSIの運用を行っている荷主企業に対して環境関連データを開示している。

同社は海上輸送の環境パフォーマンスを計る統一的基準「クリーンカーゴワーキンググループ」(CCWG)にも参加し、06年から全運航船の環境データを収集、積極的に環境データを開示。このデータの正確性でも10年と11年に認証を受けている。