フードUber Eats Japan(ウーバーイーツジャパン、東京都港区)は6日、2024年10月-25年9月の注文データを分析した「Uber Eats トレンドランキング 2025」を発表した。年間を通したランキングの公開は今回が初めて。調査は期間中のUber Eatsの注文データを基に集計されたもので、料理、デザート、食品・日用品、ドラッグストア、中小規模飲食店の5部門に加え、コストコ商品の人気動向も分析した。
年間トレンドとしては「麻辣湯」(マーラータン)が年間を通じて1日あたりの注文数・年間注文数ともにトップに。具材や辛さを選べる自由なカスタマイズ性やヘルシーさが支持を集め、美容・健康志向の高いユーザー層から継続的に支持を集めた。また、花束やスイーツを贈る「気持ちを届けるデリバリー」が拡大し、Uber Eatsが「自分の食事」にとどまらず感謝を伝える手段としても利用されていることが分かった。
コストコ部門では、ロティサリーチキンやシュリンプカクテルなどのパーティー向けメニューに加え、卵やミルクなどの定番食材も上位に。食品・日用品部門では、天然水や納豆など「今すぐ欲しい」日用品が多く選ばれた。ドラッグストア部門ではポカリスエットや解熱鎮痛薬など、体調不良時に頼れる商品が上位を占め、日常の緊急対応や即時ニーズを支えるインフラ的な役割を果たしていることがうかがえる。
料理部門では「ハンバーガー」「牛丼」「ピザ」「唐揚げ」など、手軽に満腹になれる定番メニューが人気で、「特別な外食」ではなく「いつもの食事を頼む生活インフラ」として定着している傾向が見られた。デザート部門ではコンビニアイスや期間限定スイーツが支持され、「家カフェ」需要を反映している。
さらに、中小規模飲食店部門では「麻辣湯」「ケバブ丼」「まぜそば」など、専門性の高いメニューが上位に。大手チェーンにはない尖った個性や、地域密着の味が評価され、「食の冒険心」を刺激するメニューが支持を集めた。
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