調査・データThe Business Research Company(ザ・ビジネス・リサーチ・カンパニー、川崎市麻生区)は16日、ミリタリーロジスティクスにおける人工知能(AI)市場が2029年に向けて大きく拡大するとの調査結果を公表した。市場規模は24年の23億8000万ドルから25年には27億3000万ドルへと成長し、29年には46億3000万ドル(6940億円)に達すると予測されている。
市場拡大の背景には、防衛ロジスティクスのデジタル化、予知保全の重要性、各国による防衛基盤の近代化、自律配送技術への投資の増加などがある。特にリアルタイム可視化、コグニティブサプライチェーン管理、エッジコンピューティングを活用した戦場支援システム、ブロックチェーンによる在庫管理などが主要技術として注目されている。
市場構成は、ソフトウエア、ハードウエア、サービスの3領域に大別され、導入形態はオンプレミスとクラウドの2種。用途別では在庫管理、輸送と配送、車両管理、保守・修理、サプライチェーン最適化などが対象となる。
主要プレイヤーにはマイクロソフト、シーメンス、アールティーエックス、ロッキード・マーティン、アクセンチュア、IBM、シスコシステムズ、オラクル、GE、ノースロップ・グラマンが名を連ねており、今後も防衛分野でのAI(人工知能)導入が加速するとみられる。
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