ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

自動車物流市場は2033年に7444億ドル規模に

2025年1月28日 (火)

調査・データインドの市場調査会社アステュート・アナリティカは27日、世界の自動車物流市場はは2024年から33年までの間に2倍の7443億9000万ドルの規模に成長するとの予測を公表した。自動車生産台数の増加や電動自動車(EV)の普及にともなうバッテリーの輸送量の増加などが成長を後押しする。

同社によると、24年の同市場の規模は3636億4000万ドルで、今後33年まで年平均8.6%の成長を続ける。

同社によると、世界の自動車産業は24年に約9130万台の自動車を生産したと見られ、流通サービスに対する需要は拡大し続けている。特にアジアでは、24年に新設されたロジスティクスセンターの10カ所のうち7カ所が自動車倉庫に特化するなど、市場を牽引している。EVを巡ってもアジアでは、メーカー9社が24年の生産台数の増加を計画している。

また、北米では大量出荷に対応するため、23年に4つの専用物流ハブが新設された。24年に交換部品の世界出荷台数が3億台を突破し、アフターマーケット物流への注目が高まっている。

欧州ではサプライチェーンの効率性を高めるため、ブロックチェーンの採用やAIを活用した予測などが進んでおり、その成果に注目が集まっている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com