話題日本貨物航空(NCA)は21日、アジアへ再生した車イスを届けるボランティア活動「空飛ぶ車イス」の支援を実施したと発表した。
全国の高校や大学から集められた再生車イス100台を、19日に同社貨物機(ボーイング747-400型貨物機)に搭載し、21時10分に成田空港を出発、20日10時40分(日本時間)にバンコク国際空港に到着した。
「空飛ぶ車イス」の活動は、日本で使用しなくなった中古の車イスを集め、生徒達の手によって整備、再生し車イスが不足して困っているアジアの諸国へ届ける運動で、NCAでは3年前から活動支援に参加し、バンコクまでの航空輸送を担当している。
バンコクに届けられた再生車イスは、最終的にバンコクから車で40分ほどの街にある、タイのNGO団体PDAへ輸送される。