
(出所:ハパックロイド)
国際コンテナ船社のハパックロイド(ドイツ)と総合物流大手のDSV(デンマーク)は24日、海上輸送の脱炭素化に向けた連携を拡大し、スコープ3の温室効果ガス排出量の削減を対象とする2年間の枠組み契約を締結したと発表した。DSVは2026年からの契約期間中、計1万8000トンのCO2e排出削減量を契約する。
両社は22年から舶用バイオ燃料を活用した協業を進めており、今回の契約による削減量は、ハパックロイドが運航する船隊で使用する持続可能な舶用燃料によって創出される。
新たな契約では、廃棄物や残渣由来の原料を用いた第2世代バイオ燃料を中心に、井戸元から消費までを含むWTW(Well to Wake)ベースで排出削減量を算定。加えて、第2世代バイオ燃料以外の持続可能燃料も対象に含めることが可能で、代替燃料の活用を柔軟に認めた点が特徴だ。複数の燃料種を包括的に扱える枠組みは、両社によると初の事例となる。
契約は、ブック・アンド・クレーム方式を採用する。燃料が特定の船舶や航路に物理的に割り当てられなくても、検証済みの排出削減量を顧客が主張できる仕組みで、持続可能燃料の供給量が限られる状況下でもスケール可能な脱炭素対応を可能にする。DSVに割り当てられる削減量は、すでにハパックロイドの自社運航船で使用されたバイオ燃料による回避排出に限定される。
ハパックロイドは45年までに船隊運航でネットゼロを達成する目標を掲げ、24年にはバイオメタンを燃料ポートフォリオに加えた。DSVも50年までに自社とバリューチェーン全体でネットゼロを目指している。
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