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豪州農薬会社との販売提携拡大

住友化学、米国で業務用農薬の販売提携強化

2014年1月30日 (木)

荷主住友化学は30日、オーストラリアの農薬会社ニューファーム社と、米国で業務用非農耕地向け農薬の販売提携を強化することで合意した、と発表した。

この合意により、住友化学の米国グループ会社「ベーラントU.S.A.社」は、同社が扱う業務用非農耕地向け農薬を、ニューファーム社のグループ会社「ニューファーム・アメリカス社」を通じて2月16日から販売する。

非農耕地向け農薬は、ゴルフ場、造園、湖沼など、農業以外の分野で使用される農薬で、ベーラントU.S.A.社とニューファーム・アメリカス社はこの分野で、顧客の防除業者に認知された製品を取り揃え、積極的な事業展開を進めてきた。

今回の合意により、両社の製品ポートフォリオの相互補完的な統合が実現し、販売を「ニューファーム・アメリカス社」が一括して行うことで、さらなる販売の強化を目指す。

住友化学とニューファーム社は現在、米国を含む世界21か国で販売提携を実施している。