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【四半期決算】ヤマトHD3Q、宅急便「近年にない高成長」

2011年1月31日 (月)

産業・一般【平成23年3月期第3四半期連結業績】
社名:ヤマトHD
売上高:9530.6億円(3.4%増)
営業利益:640.9億円(3.5%増)
経常利益:654.5億円(3.5%増)
四半期純利益:357.6億円(4.3%増)

 

デリバリー事業は、宅急便・クロネコメール便ともに前年同期の数量を上回り、物流需要が高まる第3四半期の3か月では「近年にない高い成長率」となった。単価面では、大口法人顧客の取扱数量の増加に伴い前年同期に比べて下落したものの、下げ幅は縮小傾向。さらに、今後の宅急便の増量時での配達品質の維持、費用の抑制に向け、「適正な人員体制」の構築や新たな労働生産性向上施策に先行的に取り組んだ。

 

この結果、上期で人件費の増大は発生したものの、第3四半期では先行的な取組みの効果が顕在化し始め、営業収益、営業利益ともに前年同期を上回る実績となった。デリバリー以外の事業では、法人の顧客での販売の拡大や業務の効率化、費用の削減に向けて、グループ内の経営資源を複合的に活用したサービスの拡販に努め、新規顧客の獲得と同時に既存顧客との取引を拡大させ、BIZ-ロジ事業やe-ビジネス事業を中心に堅調な推移となった。