話題横浜冷凍(ヨコレイ)は17日、100%出資子会社のセイワフードで「一部取引先との不適切な取引」が判明したと発表した。
ヨコレイによると、セイワフードの社内点検で不適切取引の可能性が判明したことを受けて調査した結果、15日になって営業担当常務取締役が不適切な取引を行っていたことを認めた。これに伴い、17日に常務を解任した。
不適切取引は、セイワフードが輸入した「台湾産うなぎ蒲焼」を関西地区の一部取引先との間で、「国産うなぎ蒲焼」として産地を偽装し、同社が販売したというもの。
ヨコレイは、危機管理委員会を設置して事実関係、影響額などの調査、原因の究明に取り組む。また、セイワフードの社長、営業担当取締役副社長について「事態の収拾後に処分」する。