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日系製造業の需要取り込み狙う

ユアサ商事、インドネシアに2か所目の営業拠点開設

2014年3月7日 (金)

荷主ユアサ商事は7日、インドネシア現地法人が同国内で2か所目の営業拠点をチカラン地区(西ジャワ州ブカシ県)に開設し、3日から営業を開始したと発表した。

同社は2004年4月にインドネシア現地法人を首都ジャカルタに設立し、主に日系製造業に対して工作機械や産業機器などの生産財販売事業を展開してきた。新たに工業団地集積地となっているチカラン地区に拠点を開設することで、同国の生産財販売事業を拡大する。

インドネシアでは、ジャカルタから高速道路が延び、ジャカルタ市内や空港からのアクセスに優れたジャカルタ-チカンペック間に工場団地が増加。チカラン地区は、これらの工業団地に接続しやすく、日系製造業の進出が加速していることから、支店を新設することで機動的な営業体制を整えることにした。

自動車・自動二輪車関連産業などへの工作機械販売の取引拡大を目指すとともに、インドネシア東部エリアに進出する日系製造業の新規顧客開拓を進める。

チカラン支店では、工作機械や産業機器などの生産財販売とエンジニアリングサービスを行う。向こう2年間で現地法人の売上高12億円を目指す。