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共栄木材、四国初のトラス生産設備導入

2026年8月26日 (水)

荷主共栄木材(愛媛県伊予市)は26日、四国で初めてマイテック社製のネイルプレートトラス生産設備と専用CADを導入し、倉庫や工場などを対象とする大スパン木造事業を本格展開すると発表した。

ネイルプレートトラスは、木材の接合部に歯の付いた鋼板を両面から圧入して製造する屋根・床用のトラスで、同社は2025年に生産設備一式と専用CADを導入し、工場内で加工、組み立て、圧着、検査まで行う体制を整えた。現場加工の削減や施工の省力化につなげる。建物の条件によっては20メートルを超える無柱空間も検討できるという。

▲四国初のマイテック社製・ネイルプレートトラス生産設備(出所:共栄木材)

同社はネイルプレートトラスのほか、LVLビス接合トラスやI型ジョイストを用途や規模に応じて使い分ける。構造計画、構造計算、トラス製作、2×4パネルや構造材の供給、建て方支援までを手掛け、地域の設計事務所や工務店と連携して計画初期から支援する。

さらに自社の工場や倉庫を実際の仕事場として使い続けるなかで、フォークリフトの爪や荷物が柱に当たることへの対策、基礎の高さ、開口部の位置、軒高、車両動線、荷物の置き方など、完成後の使い勝手に関わる課題を把握してきた。トレーラーが建物内を通り抜けられる動線の確保なども含め、こうした経験を計画初期の構造計画に反映する。

▲車両動線を考えた倉庫(出所:共栄木材)

今後は四国を中心に中四国および全国の大スパン木造案件に対応する。倉庫や工場のほか、農業施設、畜舎、店舗なども対象とし、国産材を使用した木質トラスの普及にも取り組む。

また、伊予市の三秋プレイスでは工場見学を事前予約制で随時受け付ける。I型ジョイスト、LVL、ビス接合トラスなどを使った工場、倉庫、作業場を見学でき、無柱空間の広さやフォークリフト、荷物を配置した状態などを確認できる。ネイルプレートトラス専用工場も稼働状況に応じて案内する。

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