サービス・商品サトー(東京都港区)は26日、値札や商品タグなどを印字するタグ・ラベルプリンターの新機種「ST300R Plus」を9月1日に発売すると発表した。紙詰まりの低減やセルフメンテナンス、予防保守に対応し、アパレルをはじめ幅広い業界でタグ・ラベル発行業務の停止時間削減を図る。
新機種は「ST308R Plus」と「ST312R Plus」の2モデルを展開。最大250ミリ/秒の発行速度と±0.5ミリの印字精度を備える。用紙搬送機構を見直し、タグやラベルが内部で詰まりにくい構造としたほか、正常に送り出されない場合はローラーを逆回転させ、機器内部への巻き込みを防ぐ。

▲新機種「ST300R Plus」(出所:サトー)
紙詰まりが発生した場合には、利用者がカッター部分を開閉して用紙を取り除けるセルフメンテナンス機構を搭載。軽微なトラブルで保守作業員の訪問を待つ必要を減らし、早期復旧につなげる。同社によると、23年度はヘルプデスクへの連絡から修理完了まで平均172.2分を要しており、現場で復旧できる仕組みを強化した。
保守サービス「SATO Online Services」との組み合わせでは、クラウド上でプリンターの使用状況を監視し、消耗部品を計画的に交換する予防保守にも対応する。突発的な機器停止を抑え、商品の値付けや価格変更などの工程への影響を低減する。
本体は幅284ミリ、奥行き552ミリ、高さ300ミリで、重量は16.2キロ。タグを自動で積み重ねるスタッカやラベル巻き取り機器もオプションで用意する。本体樹脂部品の約30%には再生樹脂を採用した。同社はST300R Plusを、アパレルをはじめタグ・ラベルを活用する幅広い業界に提供する。
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