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シーオス、AMR導入の失敗要因を解説

2026年8月26日 (水)

調査・データシーオス(東京都渋谷区)は26日、AMR(自律型搬送ロボット)の導入で期待した効果が得られない要因と対策をまとめたホワイトペーパーを2026年8月に公開したと発表した。工場や倉庫でAMRを導入する際に生じる課題を「現場」「プロセス」「システム」の3つに整理し、部分最適に陥らない設計の考え方などを示している。

ホワイトペーパーの名称は「AMR導入は、なぜ『思ったほど楽にならない』のか―現場が疲弊する導入と、生産性が跳ねる導入を分ける『現場・プロセス・システム』3つの罠」。AMRや搬送ロボットを導入したものの思うような効果が得られなかった企業や、これから導入を検討する工場・倉庫の担当者を主な対象とする。

(出所:シーオス)

同社によると、AMRを導入しても、カートの連結や切り離しのために作業員が随伴し続けるなど、自動化によってかえって人の作業が増える場合がある。レイアウトの総入れ替えによるコスト増なども課題として挙げた。また、搬送工程だけを高速化しても、その前後の工程がボトルネックとなれば、工場全体の生産性向上にはつながらないと指摘する。AMR導入では特定の工程だけを効率化するのではなく、前後の工程を含めた全体設計が重要になるとしている。

システム面では、異なるメーカーのロボットを同一マップ上で統合管理する「次世代RMS」の考え方を提示した。現場、プロセス、システムを一体的に管理し、個別最適に陥らない自動化を目指す。資料ではこのほか、AMR導入時の補助金活用に向けた準備についても取り上げている。

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