
▲新型「日野レンジャー」(出所:ARCHION)
荷主ARCHION(アーチオン、東京都品川区)は26日、傘下の日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが、国内向けの新型中型トラックをそれぞれ発表した。日野の既存車両プラットフォームを三菱ふそうにも供給し、両ブランドで活用する。両社の経営統合後に進める「統合プラットフォーム戦略」の第1弾で、車両基盤の共通化による開発・生産効率の向上を狙う。
今回発表したのは、新型「日野レンジャー」と三菱ふそうの新型「ファイター」。中型トラックでは日野から三菱ふそうへ既存プラットフォームを供給し、それぞれのブランドで商品を展開する。ARCHIONは、既存資産を相互活用することで商品ラインアップを早期に補完し、単独では対応しにくかった顧客ニーズへの対応力を高めるとしている。
統合プラットフォーム戦略では、パワートレインやシャシー、キャブ、電子システムなどの製品基盤を段階的に共通化する。部品点数や種類の適正化、調達規模の拡大、生産仕様や工法の見直しを通じてコスト競争力と収益性の向上につなげる。短期的には両社が保有する既存プラットフォームを相互供給し、中長期では両社の技術やサプライヤー網を活用した新たな統合プラットフォームの開発を進める。

▲新型「ファイター」(出所:ARCHION)
中型車に続き、小型EVトラックでは逆に三菱ふそうから日野へ既存プラットフォームを供給する。2026年度内の生産開始を予定しており、車格やパワートレインごとに両社の既存資産を使い分けながら共通化を進める形となる。
ARCHIONは26年4月に日野と三菱ふそうの経営統合に伴う持株会社として発足。今後は主要株主のダイムラートラック、トヨタ自動車との協業も活用し、電動化や燃料電池、自動運転などの技術開発と車両基盤の統合を進める。一方、日野と三菱ふそうのブランドは維持し、共通化する領域とブランドごとの差別化を並行して進める方針だ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


























