デジタルリバー、aコマースと提携、東南アの物流に強み

国際米デジタルリバーは15日、東南アジアのECプロバイダーで域内の物流支援を強みとしているaコマースとの提携と発表した。

aコマースのeマーケティング、オンラインフルフィルメントは東南アジアに適したサービスとしてローカライズされており、デジタルリバーでは「グローバル商取引ソリューションをさらに充実させるもの」と期待感を示している。

aコマースが東南アジア市場向けに提供するeマーケティング、フルフィルメントサービスは国際物流、通関手続き、ラストマイル配送、代金引換払いなどで構成されており、ロレアル、ヒューレット・パッカード、ラザダ、ライン、グルーポンなどの世界的ブランドが同社のECソリューションをカスタマイズして利用する。

東南アジアの物流障壁解消を使命として2013年6月に設立され、現在インドネシア、タイ、フィリピン、シンガポールに事務所と物流センターを展開。ブランドのオンライン通販向けにプラットフォームの設計構築、受注処理、倉庫業務、配送、物流、カスタマーサービス・コールセンター、コンテンツ制作、パフォーマンスマーケティング、販路管理――などの機能を提供している。