国際中国政府は21日、交通運輸部をはじめ8省庁連名で、「交通物流領軍企業」の育成を柱とする行動計画を公表した。物流コストの削減と産業チェーン・サプライチェーンの安定確保を目的に、2030年までに総合物流インテグレーター100社を育成し、このうち10社以上を国際競争力を持つグローバル企業へ成長させる方針を掲げた。
計画は、輸送・保管・配送を一体化したフルチェーン型物流サービスの強化を中核に据える。企業による拠点ネットワーク拡充や、合併・連携を通じた規模拡大を後押しし、都市配送から農村物流までを網羅するサービス網の構築を進める。あわせて鉄道・道路・水運・航空を組み合わせた多式連運を推進し、「一票制」「一箱制」によるドアツードア型輸送への転換を加速させる。
産業との融合も重点分野と位置付けた。物流企業と製造業、商業流通企業の連携を深め、サプライチェーン全体の再設計やサービス高度化を進める。インフラの共同利用や情報共有、標準化を通じ、物流と産業活動の一体運営を目指す構えだ。重点産業との長期戦略提携や「組団出海」と呼ぶ海外展開支援も盛り込んだ。
デジタル化では、スマート港湾やデジタル貨物列車の整備に加え、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、ブロックチェーンの活用を推進。電子運送状や運行最適化、オンライン決済の普及に加え、物流分野向け大規模AIモデルの開発・導入も支援対象とした。企業システムと荷主側のERPやWMS(倉庫管理システム)との接続を進め、サプライチェーン全体の可視化と協調運営を図る。
同時に、リスク監視や緊急輸送体制を整備し、物流網の安全性と強靱性を高める方針も明確化した。重大事故や供給途絶への即応能力を高め、国家レベルでの物流レジリエンス向上を目指す。
政策面では、物流拠点用地の確保や金融支援、サプライチェーン金融、保険商品の拡充など要素資源の集中投入を打ち出した。政府は関係省庁が連携し、育成対象企業を継続的に評価・支援する体制を構築する。
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