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極洋、生産性最大2倍の新生塩釜工場が竣工

2016年1月19日 (火)

拠点・施設極洋、生産性最大2倍の新生塩釜工場が竣工極洋は18日、傘下の極洋食品本社工場(宮城県塩釜市)の敷地内に新工場を竣工したと発表した。

塩釜工場は、同社グループの基幹工場として敷地内に塩釜研究所を併設し、生産機器の開発・改良、作業効率向上による製品のコストダウンや商品開発など、付加価値商品の製造拠点に位置付ける。

建物は鉄骨造・地上3階建てで、業務用冷凍食品、フローズンチルド食品、家庭用冷凍食品、自然解凍冷凍食品を生産する。生産能力は最大1万5000トン。

水産商事事業を展開している強みを活かし、厳選した良質な水産素材を使って加工から製品までを一貫して行う。家庭用冷凍食品を含む市販ブランド「シーマルシェ」商品のほか、外食産業・量販店向け業務用商品を製造する。

新工場棟では、明確なゾーニングとクロスコンタミネーションの防止を図り、トンネルフリーザー、スパイラルフリーザーに最新型の洗浄機能を採用。低誘虫ランプや換気用外気取り入れ部に気密型防虫フィルターを配備したほか、フードディフェンス対策として工場内入退場管理、最重要エリアへの侵入対策と監視カメラの設置を行う。

また、高能率機器を導入することで、生産性を現行の1.5倍から2倍程度まで引き上げる。