ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

極洋食品、鳥取に冷凍食品製造の新拠点

2025年3月3日 (月)

拠点・施設極洋は2月27日、連結子会社の極洋食品(宮城県塩釜市)が鳥取県倉吉市に市販用冷凍食品工場を竣工したことを発表した。14億円を投じた新工場は西日本エリアの生産・物流拠点として機能し、市販用冷凍食品事業の拡大を加速する。

▲極洋食品 倉吉工場(出所:極洋)

同社はこれまで宮城県の塩釜工場を中心に市販用油ちょう冷凍食品を製造してきたが、需要増加に伴い生産規模の拡大と西日本エリアへの物流コスト効率化が課題となっていた。新たな倉吉工場の稼働により東西2拠点体制が確立し、生産能力増強と物流効率化を実現する。

倉吉工場は3月から本格稼働を開始し、水産素材のフライ製品など市販用油ちょう冷凍食品を生産する。敷地面積1万5800平方メートル、工場面積2727平方メートルの1階建て施設で、2025年度は約1,300トンの生産を計画。26年度以降は2600トンまで生産量を拡大する予定だ。

今回の西日本生産拠点の開設により、同社は東日本は塩釜工場から、西日本は倉吉工場からの供給体制を構築。市場拡大が見込まれる冷凍食品事業の強化に向けた成長戦略が本格化する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com