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山善、東京の物流拠点をヤマトシステムなど2社に委託

2016年3月23日 (水)

ロジスティクス山善(大阪市西区)は23日、同社グループの生産財物流拠点「ロジス東京」をさいたま市から移転し、ヤマトシステム開発と三菱電機ロジスティクスに物流業務を委託すると発表した。

山善、東京の物流拠点をヤマトシステムなど2社に委託

▲左:新ロジス東京、右:ロジス野田

ロジス東京で取り扱う大型・小型商品は品目によって最適な立地や配送・保管方法などが異なるため、より効率的な運営方法を模索していたほか、稼働期間が20年以上となるなど老朽化が問題となっていたことから、ヤマトシステム開発と三菱電機ロジスティクスをパートナーとして委託し、3PL化することにした。

ヤマトシステム開発に対しては主に小型商品の物流を委託し、「新ロジス東京」(東京都大田区東海)として5月6日から稼働。三菱電機ロジスティクスに対しては大型商品の物流を委託し、「ロジス野田」(千葉県野田市)として3月22日から稼働を開始する。

これにより、リードタイムの短縮やより専門性の高い業務の提供など、同社グループの目指す物流業務の付加価値化につなげる。特に新ロジス東京は、主要取引先が多く集中している地域にあり、トラックターミナルも近いため、より顧客ニーズに即した対応が可能となる。

今後、実際の物流業務の管理・運営は3PL業者に委託し、同社と物流子会社のヤマゼンロジスが物流戦略を構築する体制を敷く。

■移転後の物流拠点
新ロジス東京:東京都大田区東海4-5-18
ロジス野田:千葉県野田市西三ケ尾340-13