ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JFE環境、8月から首都圏の汚染土壌を海上輸送

2016年4月4日 (月)

ロジスティクスJFEエンジニアリング傘下のJFE環境(横浜市鶴見区)は4日、首都圏で発生する汚染土壌の積替保管・海上輸送事業を8月から開始する、と発表した。

JFE環境、8月から首都圏の汚染土壌を海上輸送

首都圏では、東京オリンピック開催に向けた施設建設や道路工事などで汚染土壌の発生が急増すると見られているが、すべてを首都圏で処理するには設備能力が不足しており、発生した土壌は全国の処理施設に運搬する必要があるものの、現在は陸上輸送が主体となっている。

こうした中、JFE環境は末広作業所(同区)に最大1700トンの汚染土壌を一時保管する施設と船舶係留設備を建設し、年間10万トンにのぼる汚染土壌の海上輸送を行う。

この事業により、年間4273トンのCO2の排出量を削減できることから、国土交通省の「モーダルシフト・輸送効率化による低炭素型静脈物流促進事業」で2015年度の補助対象事業に採択されている。

JFE環境、8月から首都圏の汚染土壌を海上輸送