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静岡で石油コンビナート災害に特化した消防部隊配備

2016年6月2日 (木)

国内静岡で石油コンビナート災害に特化した消防部隊配備東日本大震災の教訓から消防庁が石油コンビナートなどのエネルギー・産業基盤の特殊災害に特化して対応するため、新たに静岡消防局へ「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」が配備された。

5月24日に東燃ゼネラル石油の清水油槽所(静岡市清水区)敷地内で配備式が行われ、タンク火災を想定して消防局隊員が放水訓練を行った。清水油槽所は、配備式、それに先立つ10回の訓練に際して、敷地の提供に加え高圧消火栓の提供などの協力を行った。

静岡消防局への配備は千葉県市原市、三重県四日市市に続く全国3番目。この部隊には、これまでの高所放水車、化学放水車、泡原液運搬車に加え、大型放水砲車と大容量送水車を追加。大型放水砲車と大容量送水車だけで毎分最大8000リットルの放水と送水能力を持ち、大型放水砲車には1000メートルの延長ホースが搭載されている。